実は危険!朝顔のタネ
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
毎日暑いですね!
最近は意識して飲んでいる、というのもありますが、毎朝出勤前に飲む水分量だけでも1リットル近くになります(;´▽`A“
わが家のネコたちも・・・
足をにょ~~んと伸ばしたり・・・
風通しの良い場所を知っていて、そこでだら~っと寝ていたり。
毎年夏が来ると、写真のように「ぐでネコ」になります。
今回は、そんな暑い夏に咲いてくれるかわいい花、朝顔のお話です。
小学生の頃、学校の授業で育てて、夏休み前は鉢を家に持ち帰って絵日記を描いていたのを思い出しますヽ(*^^*)ノ
育てやすくて、日差しを防ぐグリーンカーテンにもなりますよね(^^)
そんな身近な朝顔ですが、実はわんちゃん・ねこちゃんにとっては危険性の高い植物でもあるんです。
種子に、毒性があるファルビチンやコンボルブリンなどが含まれています。
中毒症状としては、下痢、嘔吐、腹痛、血圧低下、反射低下、瞳孔拡散、幻覚などです。
人間の大人がタネを粉末にしたものを0.5グラム摂取しただけでも、「すぐ」に下痢になるそうですよ(゚_゚i)
もともと朝顔は生薬として渡来したもので、現在も漢方薬で牽牛子(ケンゴシ)と呼ばれ、便秘薬などとして使われているのだとか。
朝顔は育てるのも容易ですが、タネの収穫も簡単にできますから、その分保管には十分に気をつけなくてはいけませんね。
そして拾い食いのクセがある子は、誤ってお庭やお散歩コースなどに落ちている種を飲み込まないように注意しましょう!
今日は風も強く、暑い1日になりそうです。
愛犬・愛猫たちも、そして飼い主さまも、熱中症には十分に気をつけて過ごしましょう!
↑長毛猫のもこ、足裏の毛が伸び出しました(カットしないとモジャモジャです)。
そろそろ自宅で足裏カットをしたいと思います(^^)