おはようございます。

ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。

 

今日は七夕ですね。いいお天気に恵まれました。

暑い日が続いておりますが、お疲れでていませんか?

 

 

最近SFTS(重症熱性血小板減少症候群)のニュースがいくつか報告されています。

 

SFTSの感染は西日本を中心に確認されており、ヒトで年間100名以上報告されています。

そして飼い犬・飼い猫からもSFTSウイルスが検出されています。

 

SFTSはマダニが媒介する人獣共通感染症で、高齢の方は重症化しやすいと言われています。

 

感染経路は、マダニからの感染や、感染患者の体液や血液から感染するので、わんちゃんや猫ちゃんからの感染、人から人への感染もあるようです。

 

人では致死率30%、わんちゃんで40%、ねこちゃんでは60%ほどで、特にねこちゃんは感受性が強いと言われています。

 

感染すると、潜伏期間を経てヒトでは発熱、消化器症状など、わんちゃん・ねこちゃんでは、元気・食欲の低下、発熱、消化器症状などが見られます。

 

マダニは春から秋に活発になり、5月から8月はSFTSの感染が多いと言われています。

 

 

飼い主さまが屋外作業をしたり、マダニが発生するような場に行かれるときは、

◎肌の露出を少なくする

◎忌避剤を使用する

◎帰宅後シャワーや手洗いをし、身体をチェックする

などの対策を。

 

わんちゃん・ねこちゃんに対しては、

◎定期的な予防薬の投与(市販薬ではあまり効果が見られません)

◎ねこちゃんは室内飼育

◎草むらに入らない

◎帰宅後に身体のチェック

◎定期的なブラッシング

 

などを。

 

そしてもしマダニが寄生していたら、無理に取らないようにしましょう。

人は医療機関受診を、わんちゃんやねこちゃんは駆除薬を使って駆除しましょう。

 

また、安易に野生動物に触らないようにしましょう。

 

 

当院では数種類の動物用医薬品の予防・駆除薬を取り扱っております。

 

☆わんちゃん用

〇おやつタイプの飲み薬

〇スポットオンタイプ(背中に塗布する液剤)

〇フィラリア症予防も一緒にできるオールインワンタイプの飲み薬

(昨年のフィラリア症予防が不完全な場合は処方前に血液検査が必要です)

 

体重によってお薬のサイズが変わりますので、わんちゃんをお連れいただくか、おおよその体重をお伝えください。

 

☆ねこちゃん用

〇スポットオンタイプ(背中に塗布する液剤)

〇お腹の虫などにも効果のあるオールインワンタイプ(背中に塗布する液剤)

 

オールインワンタイプは体重によってお薬のサイズが変わりますので、ねこちゃんをお連れいただくか、おおよその体重をお伝えください。

 

 

マダニはSFTSだけではなく、様々な疾患を媒介します。

定期的な予防をしてわんちゃん・ねこちゃんを守り、ヒトも感染に注意しましょう。

 

 

我が家のにゃんずは室内で涼しく過ごしております。

隣の部屋と行き来できるようにしてあるため、それぞれ行ったり来たりと調節しているようです。

 

にゃんずの中でも外に興味津々な、らい。

時折タワーに登ったり、窓側に行って外の様子を見ています^^

 

 

 

最近思うのですが…

らいはよく話しかけてくるのですが、「にゃー」ということもあれば、「キャー」ということも…

 

キャー?悲鳴?笑

 

 

 

かわいくてたまらないのですが、??となる毎日です。

皆さまのお宅にも変わった鳴き方をする子はいらっしゃいますでしょうか?

おられましたらご一報ください^^笑

 

 

 

 

ふかつ動物病院