おはようございます。

ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。

 

今日から9月、だんだん日の入りも早くなり、閉院時間を過ぎると外は暗くなっています。

これから少しずつ涼しくなってくれるでしょうか?^^

 

 

今日は防災の日です。

最近では皆様の意識が高まり、もしもの時のために準備をされているご家庭が多いようですね。

 

ヒトの準備も大切ですが、わんちゃん・ねこちゃんの準備はされていますでしょうか?

 

 

現在、災害時は飼い主さまと一緒に同行避難することが推奨されています。

 

同行避難とは、飼い主さまがわんちゃんやねこちゃんと一緒に避難場所まで安全に避難することです。

 

 

そこで、

 

【普段から準備しておきたいもの(こと)】

・お住まいの防災対策

・予防など健康管理

(ワクチンやノミ・マダニ・フィラリア症などの定期的な予防)

・迷子札やマイクロチップなどの所有者明示

(迷子札には名前、飼い主さまの氏名・連絡先を記載しましょう)

・避難所や避難経路、一時預かり場所などの確認

・不妊・去勢手術

・フード7日分程度(療法食は多めに)、おやつ、水(軟水)

(フードは食べ慣れたものを。期限の見直しも忘れずに^^)

・食器

・服用中の薬、常備薬

・トイレ用品

・基本的なしつけ、人慣れ

 

健康手帳など、予防・治療の記録や写真もあると安心です。

写真は万が一迷子になった際に必要になることがあります。

全身とアップの写真、特徴をとらえた写真など何枚かあるといいですね。

 

【あると便利なもの】

ブラシ、おもちゃ、ティッシュ、ウェットティッシュ、袋、新聞、マジック、ガムテープ、バスタオルや毛布、カイロやひんやりグッズなどの季節用品など

 

各ご家庭によって必要なものは変わってくると思いますので、必要なものを準備して、定期的に見直しをされて下さい^^

 

 

避難時には…

わんちゃんは、リードとハーネス(首輪)を装着し、ゆるみや傷みがないか確認する。

(係留用にカラビナなどもあると便利です)

 

小型のわんちゃんではさらにキャリーに入れていただくといいと思います。

 

ねこちゃんは、お洗濯ネットに入れてファスナーを閉めてからキャリーに入れる。

 

普段外に出ない子は外に出ることで不安に感じたり、さらにいつもと環境が変わることで怯えたり攻撃的になる子もいます。

ふいに脱走してしまうこともございますので、ねこちゃんはお洗濯ネット+キャリー、そしてファスナーなどがきちんと閉まっていることを確認して下さい。

わずかなすき間からも飛び出してしまうことがあります。

 

通院や避難時などに使用するキャリーには、普段から慣れておくことが大切です。

日頃から置いて自由に出入りできるようにしたり、キャリーに慣れるトレーニングをしておきましょう。

そして、いざ使う時に壊れていたということがないように、普段からチェックしておきましょう。

 

 

避難所ではわんちゃんやねこちゃんの受け入れ条件があったり、同行避難はできても生活場所はヒトと別々の場所であることが多いようです。

 

ご自宅周辺の避難場所や受け入れ条件、避難経路は普段から確認しておきましょう。

 

糸島市のホームページでは、“糸島市ペット同行避難マニュアル”を見ることができます。

わんちゃん・ねこちゃんと同行避難可能な避難所も掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 

もしもの時に預けられる方や、一時避難先、ホテルもリサーチしておきたいですね。

 

もしもの時に慌てないように、準備・シミュレーションしておきましょう^^

 

 

 

わが家のにゃんずは、変わりなく元気にしています。

 

例年暑くなるとわが家ではねこたちが“落ちている”現象が散見されますが、当面の間丸くなって寝る姿は見られなさそうですね^^;

 

 

こうして寝ているところを見つけたら、ついつい触りたくなってしまいます( *´艸`)

 

そして、以前設置したハウスは、ほとんどらんが避難場所?のように使っておりますが、時折他の子も使っています。

 

狭くて斜め方向からしか撮れませんでしたが、めずらしく1階にも2階にも住人が(*^-^*)

 

 

下のハウスを処分しようと思っていたら、また機会を逃してしまいました^^;

 

まだまだ暑い日が続きそうですので、くれぐれもご自愛ください。

 

 

 

 

ふかつ動物病院