わんちゃんの視覚について
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
空が高く、青く、いい気候です^^
当院から見える可也山も緑が深くなりました。
夏場はなかった、わんちゃんのお昼間のお散歩もよく見かけるようになりました^^
お散歩・お出かけしやすい季節ですね^^
皆さまお変わりございませんか。
今回は、わんちゃんの目についてのお話です。
前々回のブログで、ねこちゃんは赤色の認識ができず灰色に見える事、認識できる色は青色・黄色・緑色という事を少しだけお話しました。
視力も0.1~0.3程度です。
さて、わんちゃんはどうでしょうか^^?
以前は、わんちゃんは白黒の世界を見ていると言われていました。
しかし研究が進み、今では認識できる色は青色と黄色だということが分かっています。
そして緑色や赤色は認識できず、くすんだ黄色や灰色に見えるそうです。
つまり緑色の芝生の中で、赤いボールを使って遊ぶと、どちらも同じような色味のためボールが見えづらくなるんだそう。
(緑と赤の組み合わせ、というと私はこれからよく見かけるようになる、クリスマスツリーを思い浮かべました)
おもちゃを購入する際は、形や材質に加えて、遊ぶ場所によっては色も意識して選ばれるといいかもしれませんね^^
そして視力ですが、0.2~0.3程度で、焦点を合わせる能力が弱くぼんやりと見えているのだそうです。
眼は物にピントを合わせる時、水晶体の厚みを調節します。
わんちゃんは人よりもこの水晶体が厚く、またピントを合わせる筋肉も人より弱いため、物をはっきりと見るのが苦手です。
しかし犬種による差は多少ありますが、やはり猫ちゃんと同じように動体視力と暗視能力、そして言わずもがな、聴力・嗅覚は人の何倍も優れています。
視力に頼らなくても遠くの獲物が見つけられるのは、これらの能力の賜物ですね^^
ちなみに聴力は人間の4~5倍で、特に人間でも聞き取れない高周波音の感知に優れています。
嗅覚は人間の1000~一億倍と、私たちには想像もできない能力を持っています。
猫ちゃんもそうですが、わんちゃんもまた、魅力が尽きませんね^^
色の認識には私たちと違いがありますので、深く色づいた山の緑色や、真っ赤に熟したリンゴの赤色は、人と同じようには見えません。
ですが、今日のような青空は私たちと同じように「今日は一段と青いねぇ^^」なんて感じているかもしれませんね^^
さて話は変わりますが、秋を迎えて、わが家の庭のシュウメイギクやセージがピークを迎えております^^



庭に出ると、幸せ気分でいっぱいになります^^
そして外には出なくても、猫たちのおかげで毎日幸せ気分でいっぱいです^^

おおあくび^^

そしてのび~~^^
以前、黒猫ふわの前歯が可愛すぎて、撫でている最中にどさくさに紛れて触っているとお話しましたが、こんな風に・・・

顎下を撫でつつ、自分の母指球をしれっと滑り込ませて前歯を愉しんでいます 笑
きれいに並んだ小さな前歯を思い浮かべながら、幸せに浸っています^^
本人も何も気にしていないようなので、お互いに良い時間です^^笑