毛刈り後脱毛症
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
早朝は涼しくなり、真夏に比べると少し過ごしやすいですね。
人だけでなく、わんちゃん・ねこちゃんたちにも過ごしやすい季節に近づいてきました。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
当院の植物は今、オジギソウが開花しています(^^)
コロンとした形のかわいい花が咲きます。
そして名前の通り、葉っぱに触れると「お辞儀」してくれます(^^)
オジギソウを見るといつも、小学生の頃触って遊んでいたのを思い出します(^^)
さて、今回は毛刈り後脱毛症についてです。
毛刈り後脱毛症とは、トリミングなどで毛を刈った後、その部分の毛が伸びてこない状態を言います。
正常な毛の成長サイクルは、人と同じで
「成長初期」→「成長期」→「退行期」→「休止期」
と、毛周期があり、発毛と脱毛を繰り返しています。
通常であれば、毛刈りをしても3週間ほどで育毛がみられますが、まれに3週間以上経っても毛が生えてこなかったり、伸びてこなかったりする子がいます。
これが毛刈り後脱毛症です。
比較的ポメラニアンに多く、アラスカンマラミュート、サモエド、ハスキーでも報告があります。
バリカンで刈ることで「成長期」の毛根が刺激を受けて「退行期」に入ってしまうのではないかと考えられていたり、毛刈りによって体温調節が変化するため、毛周期に影響が出ることが原因とも言われていますが、はっきりとは分かっていません。
毛を刈った部分のみに脱毛が見られる、もしくは一部分だけまばらに生える場合もあります。
それ以外の部分は、正常に毛は生えています。
その他の皮膚の症状(痒みや発赤、湿疹など)もなく、元気や食欲も通常通りあります。
毛刈り後脱毛症は通常の場合、特に治療法はなく、経過観察のみで一年ほどで毛が生えてきます。
初めてわんちゃんをバリカンで刈る場合は、上記のような可能性もあることを知っておいて、トリマーさんとよくご相談されて下さいね(^^)
さてさて、初夏に私が初のトリミングをして「ライオンちゃん」になった、わが家の長毛猫、もこ。
初めてのトリミングで、どうなるかとドキドキしていましたが、自身でグルーミングして、飲み込んだ毛玉をしょっちゅう嘔吐していたのもまったくなくなり、また夏バテもなく食欲も元気もモリモリで、今年の暑いシーズンを快適に過ごせたようです(^^)
だいぶん毛も伸びてきて、短毛猫くらいの長さを通り過ぎ、今は長毛猫の手前くらいの長さになりました(^^)
↓トリミングして少し経った頃
↓そして今現在
しっぽの伸び具合を見ると分かりやすいですかね(^^)
朝晩は涼しくなってきたとはいえ、まだまだ30度を超える日々。
皆さまどうぞご自愛下さいね(^^)