シニアのサイン-にゃんこ編-
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。
雨が続きますね。お変わりございませんか?
気温差があり、体調を崩しやすい季節です。どうぞお気をつけ下さい。
今日はねこちゃんのシニア期のおはなしです。
ねこちゃんは、人の4倍のスピードで歳を重ねます。
ヒトの年齢に換算すると、
1歳半→20歳
5歳→36歳
7歳→44歳
11歳→60歳
15歳→76歳
7歳頃から中年になり、10歳頃からシニアと考えてよいと思います。
この時期になると、個体差はありますが、
寝ることが多くなる
呼びかけに反応しなくなる(反応が鈍くなる)
動きが緩慢になる、高いところに登らなくなる
爪とぎの回数が減り、爪が厚くなる
毛がパサつく、毛割れが見られる
食欲が落ちる、痩せる
大声で鳴く
などのサインが見られます。
色々な機能が衰えていきますので、大幅な模様替えは避けましょう。
段差が負担になったり、高い所に登りづらくなってきます。
タワーを見直したり、スロープを設置するなど、工夫してあげましょう。
トイレも段差を極力少なくすることで出入りがしやすいです。
ヒトのバリアフリーと同じですね(*^^*)
7歳頃から、シニア用のフードが販売されています。
食事を徐々にシニア用に切り替えたり、食事中食べづらそうではないか観察しましょう。
ドライフードが食べづらい場合はふやかしてあげたり、ウエットフードを使われてもいいと思います。
ウエットフードは38度くらいに温めて、こんもり盛ってあげると食べやすいですよ。
一度にたくさん食べられない場合は、一回の量を減らして、回数を分けて与えましょう。
また、台を使って食器の高さを少し高くしたり、飲食する場所は高低差のない所に設置してあげましょう。
お水はいつでも飲めるように、色々な場所に何ヶ所か置いてあげるといいですよ(*^-^)
若いねこちゃんは自由に移動できますが、シニアになると温度変化を感じにくくなり、ずっと同じ場所で寝る子もいますので、温度や湿度管理に注意が必要です。
ねこちゃんのよくいる場所に温湿度計を置き、確認しましょう。
体温調節が難しくなってきますので、夏場はエアコンの直風が当たらない涼しい日陰にベッドを置き、ひんやりマットなどを併用したり、冬場は暖かいベッドや毛布を置いてあげましょう。
湯たんぽやホットカーペットなどを使用する場合は、カバーをかけるなどして、低温やけどに注意してあげて下さい。
電気を使わない保温マットもあるようなので、そちらだと低温火傷の心配もないですね(^^)
そして、日々変化がないかチェックしましょう。
飲水量、食事量は変わらないか?
尿や便に異常がないか、回数はどうか?
嘔吐など何か症状は出ていないか?
ブラッシングやマッサージなどをしながら身体のチェックも同時に行いましょう。
しこりなど、身体の異常はないか?
巻爪になったり、肉球に刺さっていないか? など…
できれば日記のように記録をとっておくのがオススメです。
毎日は難しいという方も、何か変化があれば書き留めておくと、いつ頃どのような変化があったかの目安になりますし、通院時にも役立ちます。
若いねこちゃんと同居している場合は、力関係などを考えて配慮してあげましょう。
ご飯の時に、横取りされていないかなど見守り、食事場所を分ける、時間をずらすというのも有効です。
また、遊びの時間は別々に遊んであげるなどの工夫が必要です。
これからも快適に歳を重ねてほしいですね。
わが家も、れん・らん・しょうの三兄弟は11歳。
あっという間にシニアにゃんこになりました。
笑
10歳を超えても食欲旺盛で、末っ子のらい同様元気いっぱい。
まだまだ年齢を感じさせない活発さですが、見守り、体調の変化に注意したいと思います。