ペットが寝たきりになった時は
皆さまおはようございます。ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。
猛暑が続いておりますが、体調崩されていませんか?
我が家のペット達は、どこにそんなに隠してるのかというほどに毛が抜け続けています(^▽^;)
特にわんこのハルはまとまってぼそぼそと抜けております。身体全体はかなり薄くなり、見た目にも涼しそうですが、首周りだけマフラーを巻いているかのようにふわふわもこもこしております…ライオンみたいです(;^_^A
ハルも12歳になり、介護のことなども少し頭においておかなければと思っています。
わんちゃんたちの寿命が昔と比べて伸びてきている現在、歳を重ねて足腰が弱くなったり、歩行不能になり、寝たきりになる場合があります。
もし寝たきりになった場合、人間と同じように床ずれを起こすことがあります。
自分自身ではなかなか寝返りがうてない為、長時間同じ体勢になってしまいます。
体重がかかって圧迫されることによって、血流障害が起こったり、身体を動かした時の摩擦などで床ずれが起こります。
頬、肩甲骨、骨盤、大腿骨、膝、かかとなどが床ずれができやすい場所です。
もし寝たきりになったら…
☆数時間おきに体位を変えてあげましょう。
一旦上体を起こしてから反対に向けます。
体位を変えることを極端に嫌がる場合は、体位は変えずに少し持ち上げてあげるだけでも一時的に血流が回復して多少の効果はあるかと思います。
もし、介助すれば立ち上がれるようでしたら、たまに起こして立たせてあげたり、介助して歩かせてあげましょう。
☆清潔に保ちましょう
排泄してそのままにしていると、尿やけを起こして赤くただれたり、寒い時期だと低体温になることがあります。
排泄物はこまめに片付け、身体に付着した場合はキレイに拭き取ってあげてください。
可能であればお尻周りなどの毛を短くカットしてあげるといいと思います。
汚れがひどい場合には、ウォータレスシャンプー(洗い流しが必要ないシャンプー)などで拭き取ったり、蒸しタオルなどを使ってキレイにしましょう。
☆ブラッシングやマッサージを
ブラッシングやマッサージを行うことで血行が良くなったり、小さな変化に気付きやすいです。
スキンシップの一環としてぜひ行ってください。
☆ベッドを考える
厚手のタオルや毛布、低反発のウレタンフォームなど体圧が分散する緩衝材を準備し、定期的に交換して清潔に保ちましょう。
☆体温調節が難しくなります
夏場は冷房の直接当たらない場所、風通しのいい場所に。冬場はペットヒーターや保温性の高いベッドなどを使用しましょう。定期的に室温などのチェックや、異常がないか確認してあげましょう。
☆定期的に水分と食事を
自力で摂取できない場合は、こまめに水分を与えましょう。
食事は食器からそのまま摂取できる場合は口元に近づけてあげたり、少し身体を起こして食べさせてあげましょう。
食べづらい場合はドライフードでしたら細かく砕いたり、ふやかします。
ドライフードを好まない場合は缶詰やスープ状のものを。一度にしっかりと食べられない場合は回数を増やしてこまめに与えましょう。
介護は、人もペットもとても大変ですが、寝たきりになっても気持ちよく過ごしてほしいですね♪
まだまだ暑い日が続きそうです。
人もペット達もそうですが、しっかりと水分と栄養を摂って夏を乗り切りましょう♪