内部寄生虫について
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
11月になりました。
今年もあと少し・・・早いですね。
ここから2ヶ月間は、お歳暮、年賀状、大掃除などなど・・・年末までにやることが沢山あって、あっという間に過ぎていきそうです。
ただ今当院では、白いシュウメイギクが咲いていますよ(^^)
地下茎で増え続けて、今年はテラスのほうまで顔を出しました(^^)
純白で可愛いですね!
今年は、ピンクのシュウメイギクを実家から分けてもらって植え付けたので、来年はそれも一緒に咲いたらいいなぁと期待しています(^^)
慌しい時間の合間に、植物を見たり土いじりをしたり。ホッとしますね(^^)
さて、今回は「内部寄生虫(腸内寄生虫)」、お腹の中の寄生虫についてのお話です。
身体の表面に寄生する、ノミやマダニなどは「外部寄生虫」といい、目に見えますが、動物の体内に寄生している、「内部寄生虫」はなかなか直接見ることができないため、注意が必要です。
「便と一緒に白い虫が出た!」
「お尻の辺りに白いゴマ粒くらいのモノが付いている」
「寝床に白っぽいツブツブが落ちている」
「嘔吐したものの中に細長い虫が・・・!」
という飼い主さまが時折いらっしゃいます。
ある日突然、大事な「うちの子」から上記のようなモノが出てきてしまったらそれはそれはショックですよね( ̄□ ̄;)!!
代表的な寄生虫としては、回虫、鉤虫、条虫、鞭虫などがいます。
そして寄生虫の種類によって、感染経路もさまざまです。
●便と一緒に排出された虫卵を、飲み込んで感染する「経口感染」
●幼虫を体内に持った別の生き物を食べたり口に含んだりして感染する「経口感染」
●母犬・母猫から子犬・子猫に感染する「胎盤感染」や「乳汁感染」
●皮膚から侵入して感染する「経皮感染」
などです。
わんちゃん・ねこちゃんの消化管に住みつき、消化物を栄養源としたり腸から血液を吸います。
そのため多数寄生されてしまうと、元気がなくなる、下痢や粘血便、お腹がふくれる、発育不良、貧血などの症状が引き起こされます。
そしてこれらの寄生虫は、愛犬・愛猫だけでなく人にも感染し、さまざまな病害を引き起こします。
ですが、ご安心ください。
これらはきちんと駆虫をすれば、愛犬・愛猫から居なくなります。
一昔前までは、「あの虫にはこの注射」「この虫にはこの錠剤」と、虫の種類によって駆虫薬の種類を使い分けていました。
今は便利なもので、さまざまな虫に対して一度に駆虫ができる「オールインワンタイプ」が主流です。
当院では、首の後ろに付ける液剤タイプのものや、錠剤タイプのものをご準備しています。
お腹の中の寄生虫を駆虫されたい方はどうぞご相談下さい(^^)
また、予防対策としては定期的な駆虫が有効的です。
虫卵は乾燥に強く、土の中などで生き延びています。
お外に行く子は再び感染する機会があるため、定期的に駆虫薬を使うことで、もし虫卵が体内に入ったとしても成虫になる前に駆虫ができます。
そして動物から人へ移されないためには、
●愛犬・愛猫、よその子を触ったあとは石鹸で手洗いをする
●お散歩中のウンチはちゃんと持ち帰る
●愛犬・愛猫が過ごしている場所はこまめに掃除をする
を、日頃から心がけましょう。
「外部寄生虫」も「内部寄生虫」もしっかり予防して、人も愛犬・愛猫も感染を断ち切りましょう!