ノミ・マダニのピークシーズンです
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
ずいぶんと涼しくなってきましたね。
朝晩だけでなく、昼間でも長袖が必要な日が出てきました。
皆さまお変わりありませんか?
当院では、ピンクのサルビアが爽やかな色合いで咲いています(^^)
そして過ごしやすくなり、わが家のにゃんこたちも、まったりリラックスモードです(^^)
それぞれのお気に入りの場所でのんびりしています(^^)
ですが、秋になり涼しくなって活動しやすいのは、私たち人間や愛犬・愛猫ちゃんたちだけではありません!
厄介な寄生虫であるノミ・マダニも同じです(T_T)
ここ最近、「ノミが付いている!」「マダニが付いている!」と駆け込まれる飼い主さまが増えてきました。
そうです、秋はノミ・マダニのピークシーズンなんです(´_`。)
ノミ・マダニは山や川といった場所だけでなく、普段のお散歩コースの草むらなどにも潜んでいます。
外に出るわんちゃん・ねこちゃんは特に気を付けて下さい!
お散歩で外に出るわんちゃんから、完全室内飼いの同居ねこちゃんにノミ・マダニが移ってしまった例もあります。
秋は、特に気を付けたいところですね。
当院では、わんちゃん用に首元に液剤を塗布するスポットオンタイプ、美味しく食べて予防・駆除ができるおやつタイプをご準備しております。
またネコちゃん用にはスポットオンタイプがありますので、詳しくはスタッフにお尋ね下さい(^^)
市販されている、比較的安価なノミ・マダニ駆除剤は「殺虫剤」が使われていますが、当院で取り扱っているものは全て「動物用医薬品」です。
万が一舐めてしまっても安全ですし、持続した効果もしっかりとありますのでご安心下さい。
寄生されるとただ痒いだけでは済まないこともあります。
ノミに寄生されると、ノミアレルギー性皮膚炎、掻き傷による皮膚炎、瓜実条虫症(お腹の中の寄生虫)、大量寄生されると吸血により貧血を起こすこともあります。
人も刺されますので注意が必要ですね。
マダニに寄生されると、アレルギー性皮膚炎や、犬バベシア症等を引き起こすこともあります。
また、人の被害としてはSFTS(重症熱性血小板減少症候群)、日本紅斑熱、ライム病などで、人がマダニに刺されることで感染する可能性があります。
愛犬・愛猫ちゃんたちのノミ・マダニ予防は、私たち人間の衛生管理にも繋がります。
しっかり予防して、「うちの子」も人も、家族全員が快適に過ごせるようにしましょう(^^)