おしっこトラブル増えています
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
いよいよ12月に入りました。
毎年、師走になると毎回「いつの間に・・・!」と驚き、一年を振り返る時期になります^^
寒さも増してきましたが、皆さまお変わりございませんか^^
最近寒くなって来て当院で増えているのが、おしっこのトラブルでの受診です。
●何度もトイレに行き、排尿しようとする
●少量ずつしか出ていない
●鳴き声が変わった
●排尿後もずっとトイレで排尿姿勢をとっている
●トイレとは別の場所で排尿する
●おしっこの色が赤色(茶色)
●強いアンモニア臭がする
●陰部を気にしてしきりに舐める
このような症状がある場合は、膀胱炎などのおしっこトラブルの可能性がありますので、受診をおすすめします。
また、尿がまったく出ていない場合は、尿道閉塞の可能性があり、命の危険性もあります。
おしっこが出ていない、元気や食欲がない、嘔吐するといった症状が出ている時は、速やかに動物病院を受診しましょう。
寒くなってくると飲水量が減り、尿量が減ります。
尿量が減ると排尿回数が減ります。
膀胱内でのおしっこの停滞時間が長くなると、おしっこのトラブルに繋がるケースがあります。
飲み水の器を増やしたり、ウエットフードを併用したりして、しっかりと飲水量を確保しましょう^^
また、トイレの数は猫の頭数よりも1つ以上多く準備し、落ち着いて使用できる場所に設置します。
トイレ付近が人の通りが多かったり、寒かったり、また猫砂の種類によっては好き嫌いがある子、全体を覆うような蓋つきタイプのものは苦手な子もいます。
トイレはゆったりとしたサイズを選び、常に清潔にしておいてください^^
私たちも、商業施設などの天井の高い広々とした清潔なトイレと、野外イベント等で設置されるような簡易トイレなら、前者の方がリラックスして使用できます。
ちょっと苦手かな・・・というトイレはギリギリまで我慢してしまいますよね^^;
ぜひ愛猫ちゃんに合ったトイレを見つけて下さいね^^
さて、だんだんと寒さも増して、季節は秋から冬へと移ろいできました。
冷え性の私は、足先がすでに冷え冷えとしているため、冷えぬ勘弁とせっせと防寒グッズを愛用しながらの生活が始まっています^^;
(ちなみに、季節の変わり目は体調を崩しやすい子もいますので、いつもと違う兆候がないかを見てあげましょう^^)
わが家の猫たちも、ぬくぬくとした場所を選んでは二匹でくっつき合っています^^

くっついているのを見ると、私も混ぜてもらいたくてつい参加してしまいます 笑
ゼロ距離で猫たちの呼吸を愉しむ飼い主(私)のこと・・・どう思っているのやら・・・(無表情になるのはちょっと気が付いています・・・笑)
夏場にバリカンで短くなっていた長毛のもこも、随分と毛が伸び元に戻ってきました。

寒さとともにモフモフしてくる猫たち・・・かわいいです^^