カーミングシグナルのおはなし
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。
雨も降り出して、寒い一日になりそうですね。
体調を崩しやすい季節ですが、暖かくしてお過ごし下さい(´▽`)
今日は、カーミングシグナルのおはなしです。
カーミングシグナルとは、カーミングは「落ち着かせる」、シグナルは「信号」の意味で、ボディーランゲージ(行動やしぐさで気持ちを表現すること)の1つです。
興奮している相手、自分自身を落ち着かせるために用いると言われています。
わんちゃんの祖先の、オオカミもしていた行動だそうですよ。
今日は一部ご紹介いたします。
まずはわんちゃんのカーミングシグナルです。
【あくびをする】
緊張した時、ストレスを感じた時、また、自分や相手を落ち着かせたい時に見られます。
知らない人や犬に会った時、初めての場所に行った時、怒られた時などに見られる仕草です。人で言うため息のようなものでしょうか。
【身体を掻く】
緊張をほぐしたいときに、痒いわけではないのに身体を掻く仕草をすることがあります。
【鼻を舐める、舌を出す】
とても緊張している時、ストレスを感じたり、落ち着きたい時などに見られます。
【目をそらす、横を向く】
目と目が合うと攻撃のサインだと言われているので、目をそらすことで、「敵意がない」、また「無関心」だということを示し、相手をクールダウンさせたい時に見られます。
【においを嗅ぐ】
地面や床などのにおいを嗅ぐ行動は、においを確認する意味もありますが、ストレスを感じている時、また相手に無関心だと示したい時に見られるようです。
【身震いする】
緊張から開放された時、落ち着きたい時などに見られ、例えば、お散歩中に知らないわんちゃんと会った後などに見られる事があります。
次にねこちゃんのカーミングシグナルです。
【あくびをする】
怒られた時にストレスを感じて、または何か失敗した時、気持ちを切り替える意味であくびをするようです。
【喉をゴロゴロ鳴らす】
甘えている時、嬉しい時に喉をゴロゴロと鳴らします。
また、不安に感じた時に自分を落ち着けるために鳴らすこともあるのだとか。
ちなみに、眠ってしまうと鳴らさないようですよ(o^-^o)
人を癒す効果もあると言われるゴロゴロ♪聞こえてくるとほっこりしますね(*´∇`*)
【爪とぎ】
爪とぎはねこちゃんにとって大切なもの。
爪とぎをするのは、古い爪をはがしたりと、爪のメンテナンスの意味もありますが、気分転換の意味や、マーキング、また、かまってほしいときに見られることもあるようです。
【毛づくろいをする】
身体をきれいにする意味もありますが、緊張した時、怒られた後など、気持ちを落ち着けるために毛づくろいしたり、食後などリラックスしている時に見られることもあります。
【しっぽを振る】
わんちゃんは嬉しい時にしっぽを振ると言いますが、ねこちゃんはイライラしている時にしっぽを左右に振ります。
カーミングシグナルは、生まれつきどの子にも備わっている能力ですが、ストレスが多い環境で暮らしていたり、飼い主さんがサインを無視する状況が続くと、気持ちを表現しなくなる事があるようです。
代表的なものをご紹介しましたが、上記の行動が見られると絶対にその意味だというわけではなく、おかれている状況によっても変わりますので、普段からよく観察してみてください。
いつも一緒に過ごしていると、なんとなく気持ちが伝わってきますよね(^^)