おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
吐く息も白く、日に日に冬の足音が聞こえてくるようになりました。
日中も肌寒い日がちらほら。
皆さま体調はいかがでしょうか?
さて今回は、人が、わんちゃんやねこちゃんに噛まれたり、引っかかれたりしたときの傷の対処法です。
わんちゃん、ねこちゃんに噛まれた・引っかかれた・・・その傷が浅く、「まぁ軽い傷だから」といって放っておくと、大変なことになる場合もありますのでご注意下さい(><)
噛んだ子が、たとえキレイにグルーミングしている子であっても、わんちゃんやねこちゃんの口の中にはさまざまな細菌が繁殖しています。
そのため、噛まれたり、引っかかれたりした場合には、感染してしまう可能性があります。
感染してしまうとどうなるのか?、というと、噛まれた部分が赤く腫れたり、痛みが出たり・・・症状によっては膿が出てしまうこともあるんです(><)
なので、しっかりと洗浄・消毒をしましょう!
まずは洗浄です。
水道の水で「しっかり」洗って下さい。傷口がしみますが、ここはグッとガマンです(><)
その後、傷口を消毒液で消毒しましょう。
また、ねこちゃんの鋭い爪で引っかかれた場合も、感染を起こすこともあります。
我が家のにゃんこさんたちは、定期的に爪切りをしないと、シャキーン!と尖った鋭い爪になってしまいます(^^;)
引っかいてくることはないのですが、この尖った爪で、遊びの中でちょいちょいされると痛いのなんの(><)
ですので爪が尖る前に爪切りをしています(^^)
↑我が家の爪切り風景ヽ(*^^*)ノ
いつものやつとは違う!(←爪切りが苦手+おやつ大好きなので、ここがポイントでしょうか)
爪切りを頑張ったときにだけもらえる、爪切り専用ごほうび(おやつ)を貰えるので、「爪切り待ち」現象が起こります(笑)
このようにご自宅で爪切りができる子であれば、定期的に切ってあげてもいいですね!
爪切りに関するコラムは、昨年の10月に載せておりますので、よければご参考にされて下さい。
話が脱線してしまいましたね~(^^;)スミマセン
「傷が比較的浅い場合」
1.水道水で傷口を洗い流します
2.消毒液で傷口を消毒します。引っかかれた場合にもしっかりと消毒をしましょう。
3.患部を清潔なガーゼ等で覆い、圧迫して止血します。
4.病院を受診しましょう。
「何科を受診したらいいの?」というお問い合わせが時折あるんですが、病院を受診される場合には、外科系(整形外科・形成外科・皮膚科、○○外科など)の病院を選ばれて下さい。
外科系の病院であれば、傷に対する初期的な処置が可能です。
「傷口の出血が止まらない場合」
出血がひどい場合には、きつめに傷口を圧迫し、手足であれば心臓よりも高い位置に上げておき、必ず病院を受診しましょう。
噛まれたこと、噛まれた状況等を説明し、適切な処置を受けましょう。
いずれにしても、怪我をしてから6~8時間以内に病院を受診されることをお勧めします。
わんちゃん・ねこちゃんから受けた傷は、傷そのものの対処に加えて、感染症の予防をすることが大切です。
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